【ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)】高校生、男子バレー

主訴、病歴
両膝の痛み、屈伸や階段の昇降が痛い。 5ヶ月前より自然に痛くなり、整形外科を受診しオーバーユース(使い過ぎ症候群)と診断され電気、レーザー治療に通院しているが、改善が見られないと言って来院。
施術、経過
膝蓋靭帯上に圧痛があり、オーバーユースによる、ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎) 慢性期と思われた。 治療により膝関節を正常調整する事でこの症状は無くなり、その後は調子よいとのことであった。

【膝外側ノ痛み・腸脛靱帯炎】高2 女子短距離選手

主訴、病歴
右膝外側の痛み、走るとコーナーで痛くなる。 2~3週間前ジョギング中にピッキッとしたものを感じた。 整形外科を受診し、靱帯が骨と擦れて炎症を起こしていると診断され、湿布と抗炎症剤を服用しているが、なかなか治らない、と来院する。
施術、経過
脛骨外側、腸脛靱帯付着部に圧痛があり、そこの炎症と思われた。 3日後の来院時、1回目の治療の翌日は、痛みは無かったが、2日後はまた、カーブで痛くなった。とのことで、2回目の治療後は、キネシオテープをして、軽い練習から始めるように指導。 4回目の来院時(初診から8日目)は、もう走ってもコーナーも痛くないとのことで治療を終了する。今でも、時々メンテナンスに来院するが、再発は起こっていない。

【膝軟骨の変性による痛み?】53歳、男性、市民ランナー

主訴、病歴
右膝の痛みを訴えて来院、曲げ伸ばしが痛い、歩いていると違和感がある。これは、半年前駅伝に走ってから、何日後かに痛くなった。某総合病院を受診しレントゲン撮影の結果、軟骨が擦り減っていると診断され、治療を受けるが一向に改善されない。
施術、経過
検査の結果、膝関節機能不全による膝蓋下包への軽い刺激をおこしていると思われた。膝関節の調整後その場で痛み、違和感とも無くなり喜んで帰られる。