【現場事故後遺症による、頭痛、目まい、フラツキ】30歳、男性
- 主訴、病歴
- 頚部から後頭部の鈍く重い痛み、肩甲間部に疼くような痛みがある。 雨天時には吐き気、目まい、フラツキがある。 これは、1年半前仕事現場で高所から人と煉瓦が落下し、その下敷きになった。 その時約30Kgの煉瓦の束で頭部を直撃ヘルメットが割れ頭部を縫合するという事故に合った。 普通なら大怪我で後遺症が残るか命を落とすかもしれないような事故であった。 スポーツで鍛えられた体と反射神経が幸いしたと思われる。 その後体調が優れず、仕事に行けない日が多くなった。(週に1~2日休んでいた) 今まで色んな有名な病院や整体院等を何箇所も転々としたが、なかなか改善しない。 当院で治療を受けた兄の紹介で当院へ来院された。
- 施術、経過
- 検査の結果、上部頚椎と上部胸椎にフィクセーションが見つかりそれが、原因と考えられた。 車で約2時間半の遠方からの来院ではあるが、しばらく週に2回の治療を行なう事にした。 週2回の治療3週間で背中、頚部、頭痛ともかなり楽になったとの事。 1週間に1回の治療に切り替える。 1週間に1回の治療を5週間、体調もよくなり、仕事を休むことも無くなった。 2ヵ月後に来院され前回の治療後より体調も良く、仕事を休むこも無かった。 1ヶ月に1回の定期的メンテナンス治療を9か月行なう。 現在症状は安定し、3~4ヶ月に1回のメンテナンス治療に通っている。以前のような辛い症状は起らない。