【急性の肩の痛み】37歳、女性、事務職
- 主訴、病歴
- 右肩の急性の痛み。痛みは疼くような感じで肩の前面と後方の肩から、三角筋部にかけて存在している。これは昨日より発症し昨日は腕を上げることが出来なかった(痛みのため)夕方になると悪化する。そして上肢全体に違和感があり手掌に腫れぽったさとしびれた感じがあり手掌に力が入れにくいと言っている。そして彼女は3日前より首を寝違え、その上ボーリングをした。整形外科を受診したがこの症状について寝違いからでは?又は筋肉か?四十肩と言われ湿布を処方された。今日は特に痛かったので友人の紹介で当院を受診した。
- 施術、経過
- 当院での検査結果から、 胸郭出口症候群を伴った急性棘上筋腱炎と思われた。 胸椎、頚椎、肩関節へのアプローチと棘上筋の冷温療法を行なう。 4日後に来院し肩の痛みも手のしびれも無くなったとのこと その3日後再来院してもらい肩関節、頚椎、胸椎の動きも正常に機能していたため治療を終了する。